今月の電撃文庫

 新刊発売日からは日が経ってますが、気にしない方向で。
 ……まぁ、渡米前にはおおむね読み終わっていたんですけど。

 ほのぼのタイ○ニア第二幕。
 ちなみに銀○伝でないのはちょっとスケールが足りないのと、もうちょっと政治性の要素を含んでいるから、というくらいの感じなので。
 考えるんじゃない、感じるんだっ!<便利な言葉だ

 前巻では天然女王さまがほのぼの感を添えてくれましたが、今巻は元気一杯の新キャラが豪快に活躍。
 なかなかの燃え展開。
 しかし総参謀長への積極アプローチが実にほのぼの。
 周囲のナマあたたか〜い目が素晴らしいw


 パターンとしては珍しくはない貴種身代わりモノ。
 入れ替わった本人の方が出来がよいというのもありがちといえばありがち。
 でも、政治的駆け引きやらサブキャラたちの暗躍やらがなかなか面白い。
 
 ところで殖民星という設定はなんかいまのところいらない気がするんだけど、なんか物語の根幹に関係してくるのかな?


藤堂家はカミガカリ〈2〉 (電撃文庫)

藤堂家はカミガカリ〈2〉 (電撃文庫)

 表紙はこのまま敵ロリ新キャラでいくのかな?

 まったりと日常が進みながら、その舞台裏ではより深刻な陰謀が静かに進行していく対比が面白い。
 でも表舞台での日常がまったりほのぼのとしているので雰囲気がいい作品だなぁ。


龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

 秋山瑞人の約3年ぶりの新作単行本。短編やらなんやらは書いていたみたいだけど。

 あいかわらず骨太に作りこまれた世界観にキャラが圧倒的スピードで鮮やかに物語を駆け抜けて……いってないな、うん。
 まだエンジンのかかり始め、暖機運転、助走前のストレッチングといったところ。
 しかし、数ページで物語に引き込まれる力は相変わらず。
 デストローイの呪いは超えて欲しいなぁw