SD文庫

 最近は小川一水さんや、野尻さんの作品を読み返していたり。
最近の新刊でピンと来るものが少なかったので。


戦う司書と荒縄の姫君 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と荒縄の姫君 (スーパーダッシュ文庫)

 とうとうここまできたかと誤解させられた逸品。
いや、最終巻なのかなぁと勝手に誤解しただけですよ?
 最高に面白かった。駅乗り過ごしてしまう*1ほど世界に没入してしまいました(汗

 有象無象主役脇役関係なく物語に沿って人がころころ死んでいく凄まじい展開。それでいて、実のところ物語世界の事情はなにも変わらなかったという、素晴らしいまでにデストピアな世界観。

 うん、いいシリーズに育ってきたと思う。初巻から注目していたシリーズだけに面白い物語が安定して読めるというのは、この上のない幸福。
 あとはきちんと物語が終わるのを見たい。



続きはメリケンからー<へたれた

*1:通勤途中で読んでいたので