同人系をライトノベルにはめようと考える試み そのいち

参考リンク

 まいじゃー推進委員会経由で読んだのですが、ちと面白そうな&応用が効きそうな話題なので、こっそりといろいろ書いてみようかと。
 以前にあなたが初心者に勧めるラノベは? - 玲朧月の気分次第で何か書/描こうというネタもやったことだしね。

 同人系女子といっても非常に幅が広いと思うのだけども、エントリを見る限りライトノベルでメジャーな作品は読んだか聞いたことがある程度のようなので、その程度と仮定して話を進めてみよう。

フルメタ系列(ミリタリーや世界設定好きな人向け・ややSF風味あるいは泣き物語ルート)

ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈上〉 (電撃文庫)ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈下〉 (電撃文庫)
ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫)
ウィザーズ・ブレイン〈2〉楽園の子供たち
ウィザーズ・ブレイン〈3〉光使いの詩 (電撃文庫)
ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈上〉 (電撃文庫)
ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈下〉

 まぁ、マイナーかと問われれば少し怪しいところだろうけど。
 物語がやや重めな上に、二巻ぐらいまでは文章があまり上手くないので途中で投げ出されるかもしれないが、その壁を越えればかなりはまるんじゃないかなぁ?
 渋い中年からお人よしな青年、かわいいからかっこいい女の子/男の子まで様々なタイプの魅力的なキャラがいるので一人くらいはお気に入りができるだろうし。
 そういうのを除いても、非常に良い物語なのでぜひともお勧め。

次。

イリヤの空、UFOの夏 その1 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その2〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その4〉 (電撃文庫)

 これもマイナーかと問われればやや怪しいけども、しかし三年も経てば読んだこともない人も多いだろうしということで。
 良質なボーイミーツガール物語だけれども、落とし所の凄まじさは……

そして。

猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)

 SF風のライトノベル作品における頂点のひとつだと思っている猫の地球儀
 この表紙でだまして、ずがーんと落とさせるのだっ!!<をい


 我ながら腹黒だなぁと思うけど反省はしていない。


スレイヤーズオーフェン系列(ファンタジックストーリーでコメディあるいは榊一郎ルート)

 すてプリもたしかに面白いけど長編だし、物語の面白さ・密度の濃さという意味ではこちらの方が上だと思う逸品。
 ……8年前の作品だからまだ新刊で手に入るのかな?

まじしゃんず・あかでみいII 聖母抹殺!! (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいIII 魔王発生!? (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいIV 聖夜爆走!? (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいV 雪原沸騰!? (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいVI 乙女分裂!? (ファミ通文庫)
まじしゃんず・あかでみいVII 父親奪還!? (ファミ通文庫)

 なんだかんだと長編になる傾向のある榊一郎氏。まぁ、人気があるということはいいことだよね。こちらは本編である長編ものだけど、気軽に読みたいなら短編集のまかでみ・らでぃかるも良いかも。

そして。

終わりのクロニクル 1(上) 電撃文庫 AHEADシリーズ

終わりのクロニクル 1(上) 電撃文庫 AHEADシリーズ

終わりのクロニクル 1(下) AHEADシリーズ (電撃文庫 か 5-17)
終わりのクロニクル 2(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル (2下) (電撃文庫―AHEADシリーズ (0864))
終わりのクロニクル 3(上) AHEADシリーズ (電撃文庫 0920)
終わりのクロニクル 3(中) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル (3下) (電撃文庫―AHEADシリーズ (0963))
終わりのクロニクル 4(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル 4(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル 5(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル 5(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)
終わりのクロニクル (6上) (電撃文庫―AHEADシリーズ (1175))
終わりのクロニクル (6下) (電撃文庫―AHEADシリーズ (1176))

 榊一郎氏の素直に面白い作品で長編への耐性をつけつつ、かつドタバタコメディにも慣れてから「終わりのクロニクル」に入るほうがより楽しめると思うわけで。
 都市シリーズも考えたんですが、あれはあれでSF色がやや強いですしね。

とりあえず今日はこんなところデー