本日の購入物

ファンタジアバトルロイヤル 2006年春


熾天使たちの5分後の短編
 今回は五分前の記憶を保持できなくなったセラフィムの話。
良い物語でした。

 さて、このシリーズなんですが、設定的に短編のほうが向くとはいえ、物語の基本軸*1に変化が無いのが気にかかる。
 そろそろ物語の核心に近づけていってもよさそうだけど。(長編とかもね)

 巻頭特集でようやっと翼展開状態のBDUが公開。なるほどこういう展開するんですかー。どうみても体内に格納できないデザイン(たぶん重要なキーなんでしょうけど)

 そういえば絵師さんも初期に比べたらよくなってきてますけど、表情のバリエーションと男性が描けない点を克服して欲しいな。プロダクトデザインは好みなだけにもったいない。

関連項目:熾天使たちの5分後〜設定考察


・マルタサギーは探偵ですか? ドクトルバーチの変装大作戦☆
 本編内でもツッこまれてますが、バーチのあれは変装じゃなくて変身だよw。
 ゴキッメキバキョアグエェエェェ(擬音)ときてネコミミ少女になったりするし。


・星のファムファタール
 内藤渉氏の新作が久々に登場。新シリーズではなく、同じファンタジアバトルロイヤル2000年3月号に掲載された「龍の幻惑」のリアン&グナイクのシリーズ。(絵師が剣康之氏からひの拓氏に変更)
 ふと思い立って検索かけてみたら、「カレイドスコープの少女 (富士見ファンタジア文庫)」以来単行本が出ていないっぽい。これを機に続きだしてくれないかなぁ?


・ぼくのご主人様!? オトメの秘密
ぼくのご主人様!? (富士見ミステリー文庫)の短編。時系列的には本編の後らしい。
本編ではたぶん一回しか出てこなかった吉香がちょこっと登場(あくまで脇役)
 メインはメイド長の千尋とメガネドジッ娘の春生。
 個人的には本編より面白かった。ほとんど少女小説の世界だったけどw
千尋さんも苦労してるねぇ。


・緋色のルシフェラーゼ
 委細不詳の伊藤イツキという方の作品。
 調べてみたところプリンセスブライド (パラダイムノベルス 209)というのがあるけども同じ方なのかは不明。
これがデビューと書いてあるが、新人にしてはこなれた感じの文章なので、なんらかの経験はありそう。
 内容はとりあえずオープニングといったところ。
 相手方が年下の男の子(中一?)だったり、主人公(ヒロイン)が微妙にツンデレというかひねくれっぷりがかわいかったりとユニークな要素が多い。
 次回に十分期待できそう。

*1:原則として"五分前"の収集のために御守通夜が他のセラフィムたちを訪ねる物語