ブームに関係なく内容が良いものは良いと思われ

 最初に読んだライトノベルは?と聞かれると「徳間書店Zガンダム小説版(永野護挿絵)」と答えるようにしている程度にはライトノベル読書歴が長いといえば長いのだが、
実のところ"ライトノベル"という言葉を知ったのは98年ごろ。
 それまではライトノベルなんて言葉も知らずに「剣客商売」や「坂の上の雲」などと一緒に娯楽小説として読んでいた。(せいぜい挿絵が多くてページあたりの文字数が少ないなぁというくらいにしか思ってなかったw)
 本屋で見かけて面白そうあるいは立ち読みして面白ければ買うといった読み方をしていた人間なので、読者同士のコミュニティみたいなものにもほとんど興味がなくて全くといって知らなかった。(今もあまり変わらないが)
 なので逆にあれが悪いこれが悪いといった世間の評判に関係なく、"作品"や"物語"として面白ければ購入するという本来といえるだろう"本"の買い方をしている。
 作品として面白ければ純文学も大衆小説もライトノベルも格差はないと思っている。
読みやすいとか何かを考えさせるなどといった違いはあるかもしれないが。