絵師100人展に行ってきました

公式サイト 絵師100人展
絵師100人展に行ってきました。当然のことながら知らない人が大半でしたが、昔からよく知っている絵師が何人も。
refeiaさん、西E田さん、ブリキさんや駒都えーじさんに放電映像さんなどがいないのはちょっと意外でしたけど。
なんにせよ、眼福、眼福。

美術・工芸などの展覧会が大好きですが、ゲーム・漫画・アニメも大好きなので、こういった大規模展は楽しいですね。
印刷とはいえ、ここまで集まっていると筆致や色使いの差などがあって本当に楽しい。

CGを印刷したものがほぼ全てでしたが、手書き原稿が少なくとも二人いました。(海外の絵師を除く。見た感じでは印刷だとおもいますが)
うたたねひろゆき」さんは手書きと図覧で明言していますし、「弘司」さんもすくなくとも筆を加えています。ほぼ間違いないでしょうが、最近の印刷プリンターは解像度が高くてルーペなどで詳細に見ないと判らない(汗 その程度の鑑識眼です……。
末弥純」老師も一瞬手書きかとおもったのですが、キャンバスではなくて紙だったので印刷だろうと。
残念だったのが、プリンタヘッドの印刷ラインらしき痕が残っているものがいくつか見受けられました。美術展なのですから、もう少し気を使っても……。
また図覧と比較すると、発色がだいぶ違うものがありますね。特に赤色の発色がかなり違うものが多く、図覧が正しいとすると*1鮮やかさがだいぶ足りない。モニターと発色が異なるのは当然ですが、展示品の作者色校正をしていないのかなぁ?
当然のことながら「うたたねひろゆき」さんと「弘司」さんは図覧より印刷物のほうが良いです。色の深みや鮮やかさが違います。

物品販売はそれほど欲しいものがありませんでしたが、アクリルプレートは椋本夏夜さんのものをちょっと注文してしまいました。パール銀印刷をするようですが、完成図を想像するとちょっと素敵な感じになりそうだったので。
大きさも手ごろだったし。
複製原画もちょっと欲しかったのですが、B2サイズとかなり大きいですし、正直にいって展示品の印刷状態があまりよくない感じでしたので、さすがに\20kは出せないやと。展示品そのものといっても、印刷がたぶん業務用インクジェットで、発色の色校正も少しあやしそうだったので。印刷会社名も不明ですしね。

そのほかには電子図覧がほしかったなぁ。ほとんどの人がCGなのだから、そちらのほうが作者さんたちの意図した色で観れてうれしいのですが。

*1:図覧のほうが発色調整を十分にしているとおもわれるので