今月の電撃文庫

 なんだかんだといってもう11日。ボドゲ会で遊んだり、絵のリハビリしたり、ローバーミニをちまちまといじっていたりとわりと暇が。
でもしっかり本は読んではいたりする。

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

題名からして社会風潮にケンカ売っているようですけど、中身はそうでもなく。
パンツはいてないヒロインは多かれど、パンツはかないヒロインという珍しい機軸。
社会常識の少ない/無視するヒロインも数あれど、そもそも欠落しきったヒロインもまた珍しい。
主人公を異性だと意識せず、羞恥心はおろか服を選ぶといった日常生活を送るための行動すらダメなヒロインを世話する主人公がんばれ。
しかし、そんんヒロインを異性である主人公に任せる保護者の先生……それはさすがにダメでしょう。
(ヘタレだと)信用しているというのは言い訳にならない気がする。
そして主人公を異性だsと意識していなかった無表情ヒロインが拗ねたりちょっと恥ずかしがったりしはじめる後半が実にかわいいなぁ。
 

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

 東条さかなさんのパンツ絵は初めて見た。ポーズのわりにあんまエロくないかも(状況的に)

 それはともかく水瀬葉月先生がついに普通のラブコメに参戦かと思ったら、やっぱり水瀬先生だった。ああ、うん、まぁ冒頭からちょっと不穏な描写があったけどさ。

A=宇宙少女2×魂の速度 (電撃文庫)

A=宇宙少女2×魂の速度 (電撃文庫)

 内容は正直微妙な感じなのだけど、『スイッチのはいっちゃった無表情眼鏡っ子(幼なじみ)』がなんかかわいかったので。
 幽体離脱とかのオカルトがそれなりに普通に存在する世界で、少年は月まで幽体離脱し、ヒロインと出会う。
のはいいのだが、このヒロイン、ほとんど登場しない(汗
ちょっと挫折した少年が、失恋して新たな出会いをし、そして道を進み始めるためにとあることに挑むと。
 一冊つかって主人公の通過儀礼を書いたようなものですね。