角川スニーカー

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2009年 06月号 [雑誌]

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2009年 06月号 [雑誌]

 雑誌類はなるべく買わず単行本派なのですが、ヒデオ・アフターもといマスラヲ外伝が掲載されるそうなので珍しく購入。
 久しぶりの名護屋河睡蓮がかあーいいね。。
 無表情毒舌キャラは相変わらずですが、後輩が出来るとそわそわしていいたり、ちょいっと恋に恋する乙女ちっくなところが出てきていて「俗世」にもまれたなぁとか思ったり。
 直観に優れて悪意に敏感な彼女がマスラヲ最終巻でのヒデオへの、どうも本質を読み取っていないような態度が気になっていたのですが、なるほど、こういうことが積み重なってあーなっているんですね。
 つまり彼女も人類最終兵器である前に誤解や勘違いを積み重ねられる人間だったということですね。



 
 SF的ガジェットを入れたドタバタコメディ。
 ガジェットはいろいろと出てくるけど、世界観の構築までには至っていないと思う。
 雰囲気としては蓬莱学園の理系版。理系というにはちょっと違うような気がするけど。
 ああ、冒険と宝物探索の成分もあるね。地球空洞説ならぬ、地下空洞説なんてヘンなものもあるし。
 そして都市鉱山という言葉を字句どおりに使うとは思いも寄らなかったw



ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

 禁断の書庫幼女も早くも3冊目。
 少しだけ後味の悪いシニカルな結末が多いのですが、一息つけそうなコメディ部分もわりと豊富。
 いちおう主人公と焚書官との初対面のやり取りなんて笑わずにはいられないし、その結末も(おおむね予想はつきますが)またそうですね。