ファミ通文庫

”ブラック・オブ・ブラック”ガブリエラの策略が冴え渡る八巻。
 でも、今回の策は比較的読みやすかったかな? 実行はかなり難があるけど。
 近代国家ならこの概念は浸透しているけど中性封建時代クラスの外交だとかなり分の悪い賭けだとはおもいますが、その辺は置いておくべき事項。
 物語としては最高に面白いので。
 相変わらず肌色成分がーと思ったらそうでもなく。
 今回はむしろ政治・謀略面が強調されていて、逆の意味で一息ついているかも。
 おふざけの多い団長代理も高度な頭脳外交戦をみせてくれてます。
 で、忘れたころにやってくる「現在」の戦争*1もさらにちらっとだけ載せるのが実に惨い。もっと情報よこせーっ!

*1:ガブリエラ団長率いる戦争