今月のHJ文庫(そのいち)

 

トルネード! (HJ文庫)

トルネード! (HJ文庫)

 巷では「パンツ」の一言ですむ作品ということでしたが、本当にそうでした。
 これ作者はともかく編集部の方に問題があるような気がしてなりません。
 作者は「出撃っ!猫耳戦車隊 (ファミ通文庫)」や「エンジェルリンクス」を書いたひとですからねぇ。いまさら驚きもしません。
……氷山空母を撃沈せよは真面目な仮想戦記物なのに、同じ人がこういうものを書くんだから作家というのはスゴイというか面白いというか。
 でも挿絵十枚(モノクロ十枚)のうち過半数がパンツというのはどうよ?(指定なのかは不明)

 格闘シーンの迫力はさすがの一言。
 天然な天才というライバルキャラもなくはない設定なのですが、雰囲気に溶け込んでいて違和感を感じませんね。
 そういえばこういう天然な天才は実際にいたりしますが、名前が公式に残ることがほとんどないのは飽きっぽいのか、努力を美徳とする日本人気質に合わないのか……。

 いろいろ書いてもやっぱり「パンツ」で全部済んでしまいますな、この作品。
 最後の挿絵の恥らうヒロインはかわいいんですけど。




で、久しぶりのアップがこれかよw