今月の電撃文庫そのに

 まだ取り上げていないのがあったので。素で忘れていました(汗
 興味が魅かれたものしか取り上げないのはいつもどおりでございます。

 第一巻のころからトばしていたみーまーシリーズですが、ついに完結。……完結だよね?
 ことごとく予想を覆して作者さんと編集さんがホントに好き放題に作ったようにしか見えないシリーズだからまた予想を裏切ってくれるかもと思わなくもないw
 肝心の内容はというと、ものすごい幕切れの仕方としか。
 ほんと、評価しにくいというか人にお奨めするポイントを探しにくい。
 でも、わりと好きなシリーズだったりします。


 のほほんスペースオペラも第三巻。
 今回はほとんど外伝みたいな感じで、全体のストーリーはほとんど進ます。
 そういえば三巻までの所、必ずメインキャラの恋もよう?が書かれているんですよねぇ。
 てことは次からはその進展具合が入ってくるのかな?


藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫)

藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫)

 表紙の魔法少女はチョイ役。もう伝統になっているYO!
 敵?役のコスプレなんだけど魔法少女の再現にこだわって弱点まで再現するという転倒ぶりがほほえましい。

 このシリーズは妙にほのぼのしているのが特徴。
 出てくる食事の内容が詳細だったりとか。ちょっと請った手作り家庭料理が普通に出てくるライトノベルはあんまりなかったりする。(長期シリーズはある程度は出てくるけど)
 ストーリーはそれなりに緊迫感のあるものなんだけど、こういう気の抜き方が巧いのがとてもよいなぁ。
 



マギ・ストラット・エンゲージ (電撃文庫)

マギ・ストラット・エンゲージ (電撃文庫)

 新人さんの作品。
 テーマというか、キャラクターの配置などはテンプレートに沿ったように基本から外れず。
 魔術モノであるのは題名の通り。
 ……あれ? なんかコレだけしか書くことがないような?
 予想から一歩も外れない展開で安心して読める作品。
 ……あれ? なんか褒めてないような気がs
 ヒロインの従者がイイ性格しています。すばらしいメイド魂、ただし間違った方向の。

 次巻に期待。