ハヤカワJとか富士見新刊とか
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/15
- メディア: 文庫
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二巻目。順調に物語は進んでいく。
悲劇はやはり最終巻に持ってくるみたいで、来週発売の三巻が待ち遠しい。
いろいろと事件は起こりながらも某社とその傭兵部隊との対決へと流れは傾き、そして起こるであろう最終的な破滅へと物語は舵をきっていく。
ボイルドの子供や姐さんはたぶん亡くなるであろうし、O-9部隊も壊滅することはおそらく規定路線。そういうのは冲方さんはまったく躊躇しないし。
しかし、本作品の舞台はマルドゥック・スクランブルの約六年前にあたるようだけれども、ウフコックとボイルドの決別までは書かれないのだろうか?
物語の進行具合からすると劇中時間はまだ一年ほどしか経過していないようであるし、スクランブルで書かれている決別の事件はその一年ほど前、つまり、本作品の約五年後にあたるわけで。
現在の物語の進行速度・密度からすると、かなり尺がたりないような気がする。
なんにせよ来週の三巻が待ち遠しい。
- 作者: 三浦良,KIRIN
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 文庫
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まだ読み途中だけど、あいかわらず先を読ませない素晴らしい構成と文章。
この人は本当に新人さんなのだろうか? 名義を変えて再デビューとかではないの?
とても新人さんとは信じられんのですよ。
だがしかしそれ以上に信じられないのは、このシリーズ一巻が審査員賞だった*1ことだけど。
*1:応募作品はあまり良い出来ではなかったとも考えられるけど