レーベル別デビュー作家追跡調査 電撃文庫
※題名にナンバリングがあれば同シリーズ、題名が異なれば別シリーズとして数えている
電撃小説大賞受賞作家生存率計算
受賞作家は総勢24名。
2006年7月現在で1.5年以上新作の発刊がない作家は田村登正、海羽超史郎の2名
(敬称略)
従って、2006年現在の生存率は
22名(生存作家数)/24名(受賞者数)*100(%)=約91.7%
逆に脱落率は8.3%となる。
また受賞一作目での脱落はなし。脱落作家のうち最小刊行数は2冊。
電撃小説大賞受賞作家傾向考察
富士見ファンタジア・角川スニーカーと比較して脱落率が驚くほど低い。選考委員奨励賞の受賞者が毎年あるのだが富士見ファンタジアと異なり、脱落した作家が一名とほとんどいない上に、人気シリーズを刊行する作家が出ている。
また特徴的なのが複数シリーズの並行刊行が少なくないことで、作家の執筆速度と販売数(人気)によって許可が下りているのではないかと思われる。逆に数年間隔で刊行されるシリーズもあり、一定の人気があるならば作家の執筆自由度が高いのではないかと思われる。