いろいろ読んでます

 ドラゴンマガジン七月号にファンタジア大賞の発表があるのですが、久しぶりに"大賞"が出たみたいですね。貴子潤一郎さん(12月のベロニカ (富士見ファンタジア文庫))以来ですから4年ぶり?4人目ですか。
大賞受賞作は今まで"ハズレ"であったことがないので非常に期待できるんですが、あらすじを読んだ限りではなんか引っかかるものがあるんですけど…。ま、杞憂だろう。
 あと佳作になんか「東京忍者〈総集編〉 (富士見ファンタジア文庫)」や「激突カンフーファイター (富士見ファンタジア文庫)」と同じ「匂い」のある作品があるんですが、こちらも期待。
なんにせよ発売はたぶん来年初頭なので、のんびり待ちましょう。

今月のスニーカー文庫はほとんど定評のあるものばっかりなので、特筆すべきものはなし。どれも良作。


 古いライトノベルの読み返しと並行して、アシモフ銀河帝国興亡史を読み返してます。

 天のほとりの愚神ども―ジェスターズ・ギャラクシー〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)を読み返してみて、リスペクトされている銀河帝国シリーズの内容をだいぶ忘れていることに気が付いて、十年ぶりに本編七部と続編三部を一気読み。
 読み返してみて気が付いたのですが、和訳が読みにくい。特に新銀河帝国興亡史と比べると読みづらいこと。
 中学生時代に読んで挫折するわけです(汗
第一部が84年刊行、最終第七部が98年ですから仕方がないとはいえ、続編がかなり読みやすい和訳なので、返って酷く感じてしまいます。R・ダニールなんか別人だよ(汗
 これは新訳で刊行しなおしてくれないかなぁ? われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)も新訳で出たわけだし。