朝比奈みくるの時間移動法の元ネタってなんだっけ?
「時間というものは連続性のある流れのようなものではなく、その時間ごとに区切られた一つの平面を積み重ねたものなんです」涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) P145より
類似の時間移動理論があったようなーとおもって、簡単そうな本を探してみた。いくらなんでも理論本じゃよくわからんので(汗
- 作者: 矢沢サイエンスオフィス
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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数式などは一切無い、やや読み物的な内容なので判り易く書かれています。
時間移動理論としてはポピュラーなワームホール理論はカール・セーガンがSF小説「コンタクト」を書くために友人の物理学者キップ・ソーンにアドバイスを求めたことから始まっていたんですな。
他にも多世界理論やシュレディンガーの猫の解説といった量子力学分野や超光速航法などの簡単な解説なども非常に判りやすく説明されていてSFに出てくる理論解説入門書としても優れています。
ちなみに朝比奈さんの時間移動理論の元ネタらしき理論はバーバー理論といいますが、少々難しいので詳細はなし。
実際に読んでみてくださいw