電撃hp (Volume40)

電撃hp (Volume40)

ぼくと魔女式アポカリプス (電撃文庫)

ぼくと魔女式アポカリプス (電撃文庫)

 とりあえず購入。電撃hp (Volume40)はきちんと読むのはたぶん週末になってから。ただ冒頭を読んだ限りでは、ちと微妙…。まぁ、それをいったら前作も自分的には微妙でしたが。

ぼくと魔女式アポカリプス (電撃文庫)はまだ前半部のみ。現在のところ、電撃文庫の中ではごく普通のレベルといった感じ。不可ではないけど可でもなさそうみたいな?

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

 読了。良い。買って損なし。
豊作の神と祭り上げられた賢狼ホロと偶然出会った行商人ロレンスの二人道中物語。
 長く生きている割にはちょっと子供っぽいところもあるホロに振り回されたり、大儲けの為の陰謀に巻き込まれたりとという騒動もさることながら、主人公たちの心情がちょっとした仕草で書かれていたりととても巧い。ぜひとも次作品が読みたい二人である。シリーズ化するにはとてもよい内容(常に旅をする行商人なのでいろいろと物語の展開ができそう)であるし。
 その意味ではお留守バンシー (電撃文庫)よりもシリーズとしては将来性があるかも?
*1
上手く売れば、キーリやキノのように長寿シリーズになりそうな、そんな感じの良い作品でした。ちなみに題名は最後でその由来がわかりますが、物語内容とは直接関係ないみたいですね。

*1:お留守バンシー (電撃文庫)はキャラの個性と物語が絡みあっているので、短編はともかく長編は厳しそうに思えるので