お母さま方にお勧めできるライトノベル? そにょに〜

逆に「これを読んでいるところを親御さんに見られたらマズイ!」とか「レーベルも装丁も健全だけど中身は(放送禁止用語)なライトノベル!」というのを集めて紹介するのも面白いかも知れません。
2005-12-05 - 後天性無気力症候群

11/27のちょっとした思いつきに付いて、ぎをらむ氏のコメント。
 現状のライトノベル業界(といってよい?)では、こういったものを探すのに苦労しないよなぁと思ったので、その逆にPTAのご推薦が得られそうなものをという考えが根底にあります。
 また読者層を広げるという意味では、やはりエロスよりは一般小説寄りな方が売りやすいのではないかなぁと。マンガ的でHな挿絵やえちぃ方向性の内容というのは、読者層が狭められると思うわけですよ。(趣味嗜好の多様さから考えると本質的にマイノリティであるわけですし)
 堅実に売るという意味では部数の読めるピンポイントな販売戦略(特定嗜好層に向けた内容)というのもありでしょうが、読者層についてはそれ以上の拡大はほとんど見込めないわけで。
 では、逆に販売部数をすぐに挙げる方法はないかというと実はPTAなどの推薦図書に入るのが最も効率が良いわけです。またライトノベルの質も推薦図書などの作品と比べてもそうそう劣るものでもないので、不可能ということもない。
 そういうことまで含めてちと考えて「お母さま方にお勧めできるライトノベル?」でした。
 あと書いた11/27時点ではすっかり忘れていましたが、似たようなアプローチは既にあるんですな。

 富士見ファンタジア文庫で始まったトリシア先生シリーズですが、学習研究社にレーベルを移して続刊中。自分が知らないだけで他にも似たようなシリーズがあるのかもしれません。
また楽園の魔女たちシリーズなんかもこういった販売形態に向いているのではないでしょうか。

…自分は不勉強なので知りませんが、コバルトやビーンズなどの少女系レーベルにはこのようなものに向いた作品は多いのではないでしょうか。