スーパーダッシュ文庫(四月分)

紅 醜悪祭 下 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7)

紅 醜悪祭 下 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7)

 各所でいろいろ言われているようですが、たしかにこの薄さと内容の中途半端さは……
 なんで「中」にしなかったのかなぁ?

 それ以外に語るべきことはないですね。だってストーリーが終わってないんですから。

 ちなみにアニメのほうも賛否両論というかライトノベル読み人間ではあまり評判よろしくないみたいですけど、個人的には普通に面白いですね。
 原作の持ち味をかなり消して、設定だけ利用したつくりかたはちょとぐらいは皮肉りたくはなりますが。
 あと紫が絵的にも性格的にもあんまりかわいくないというのはちょっとあるかもw



戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

 司書シリーズの最新刊。
 物語の根幹にも関わるものを含めてかなりの量の謎が解明されました。
 デビュー作から伏線や謎の絡ませかた・見せ方が巧い作者さんでしたけど、ここにきて全ての物語がきちんとリンクしていることが実に凄い。
 これって第一作からきちんと作りこんであったのだろうか?

 物語中で最強にして最狂の人物が登場し、そしてハミュッツの死にたがりの理由がようやっと出てきましたが、これもまだ伏線でしょうかね。
 というかどうやって物語をたたむのだろうか。
 先が実に楽しみ。次巻発売までに、第一巻から一通り目を通して待つことにしましょう。


よくわかる現代魔法 1 new edition (スーパーダッシュ文庫)

よくわかる現代魔法 1 new edition (スーパーダッシュ文庫)

 復刊や再版ではなくてニュー・エディションとのこと。
 だいぶページ数は減っているにも関わらず、たしかに内容は全くといっていいほど変わっていない。
 比較して読まないとどこが変わったのかよく判らなかった(汗
 文章が読みやすくなったというのはあるかも。ちょっとクセのある文章でしたからね。
 最新刊は実物を確認するまで信用しないつもりですw