ファミ通文庫新刊

　今月は受賞作家さんたちの発売月のようです。

サージャント・グリズリー (ファミ通文庫)

　クマー！！
　見た目で勝負！
　もはや勢いです。読者の疑問は健気な主人公が口にしてくれますがなにひとつ答えがかえってきません。哀れだ。
　

雅先生の地球侵略日誌 (ファミ通文庫)

　ノリと勢いのエンターテイメント作品。あとに余韻も何も残りません。
　素晴らしいまでのエンターテイメントに徹しております。……ホントに新人さん？

千の剣の舞う空に (ファミ通文庫)

　ボーイミーツガールもの。
　ちょっと変わっているのは、オンラインゲームを舞台として、バトルの要素を巧く取りいれているのがいい感じ。
　でも普通にボーイミーツガール、出会いと別れの物語になっているのいい。

Chaos Kaoz Discaos (ファミ通文庫)

　うーん、コレといって飛びぬけたものがないけれど、普通に面白い。
　個人的にはちょっと物足りない（ほぼ全部予想通りに物語が進んだので）けど、好みが偏っておりますので。

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)

　とうとう表紙まで飾ってしまったか、秀吉。
　今回は短編集ですが、それぞれやっぱりバカな話が満載で電車の中で読むのは少しキツいｗ
　ヒロインはそれぞれ個性的にかわいいけど、暴力的な方向にますます傾いていっているのがー。
　普通にヒロインしているのが葉月ちゃんだけな気がする。

[雑記][最近読んだ本][雑感]角川スニーカー新刊

角川スニーカーはダーク系の物語が受賞することが多いような気がする……

デビルズ・ダイス―1の目 神はサイコロを振らない (角川スニーカー文庫)

　とある特異なダイスを巡る物語。
　主人公がかなりの人でなしで、己の欲望に実に忠実。
　でも、実は主人公とその友人とのせめぎあいと友情の物語だったりする。裏返っていますが。

繰り世界のエトランジェ〈第2幕〉偽りのガジェット (角川スニーカー文庫)

　あーあいかわらずえぐいなぁ。想定の斜め上を行かれる。
どう収拾つけるのやら。

ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)

おりがみやマスラヲの林トモアキさんの新シリーズ。
　いちおう世界観は共通ですが、どうも遥か未来の物語のようです。
　だがしかし、相変わらずのノリ。
　シリアスとハイテンションギャグがシームレスに笑いを誘いつつ、涙も誘う。
　文句なしにお奨め。

[雑記][雑感][最近読んだ本]HJ文庫

グロリアスドーン5 少女は閃光をまとう (HJ文庫)

ドリル