リリカルナノハ私妄想版:序
リリカルナノハ私妄想版:序 SACHIEL -II- も店頭で無事購入出来ました。
暴走なのはに怯えてるフェイトちゃんがかあーいいなぁ。<それかい
……そうか、なのはは主役だから暴走*1しなければならなかったのか。
ところで。
なにも正面から決戦を挑むことはないというか、そもそも分散配置にしておくべきではなかったかなぁ?
一撃で全滅しそうw
あと総司令は原作より遥かに有能そうだなー。<レジアス閣下
きっちりとやることはやりそうだ。(冷酷とは言われそうだが)
リリカルナノハ私妄想版:序 SACHIEL -I- 沖縄攻防戦 戦術解析
とりあえずちょっと思いついたので、脳内思考垂れ流し・ほぼ無推敲*2の駄文をお届け。
ツッコミどころは満載ですが、ネタということでよろしく。
○魔法少女参戦
太平洋艦隊を動員し、新兵器までも投入した米軍を退けた使徒の前に立ちふさがった少女。
?管理局の白い悪魔?高町なのはである。
彼女が選択した戦術は「スターライトブレーカー」による真正面からの直射砲撃というシンプルなものである。
ここで「ディバインバスター」を選択しなかった理由は、最大威力の砲撃であることもさることながら、付加効果である「バリアブレイク」が必要と判断していたためだろう。
(作中で「バリアブレイク能力を入れたから〜」と呟いていることから、使徒に「バリア」に類するものが存在していることを明らかに推測している。)
ちなみに「バリア」(ATフィールド)があると推測している理由は特に書かれていない。
この時点で、高町なのはは地球側からは一般人、管理局側では嘱託魔道士に過ぎない。
攻撃をTV生中継していたとは思えず、また米軍や各国軍においても戦闘情報*3は規制しているはずである。
そして「迎撃の必要ナシ」としていた管理局から情報提供があったとも考えにくい。
米軍の新型爆弾(N2)を易々と防いだことからバリア能力があると予測したか、あるいは直接観測しかないのだが、沖縄まで出張していたのだろうか?
それはさておき沖縄迎撃戦である。
この時点では管理局の通達を無視して独断専行した高町なのはに予備戦力も後方支援も存在しない。
すなわち1対1の個人戦闘である。
彼女がとりうる選択肢は三つ。
1.正面決戦
2.避退(遅延)戦闘
3.撤退
ここで3.については、彼女が参戦した理由が「街を守る」ことにあるために最初から考慮されない。
従って残る選択肢は二つ。
正面決戦か避退戦か。
この時点で、管理局側からの増援は期待できないと彼女は考えていた可能性が高い。
2.の遅延戦闘を行うには増援が存在することが大前提であり、彼女の場合にはそれは管理局の戦力に他ならない。
しかし管理局側からは「迎撃の必要ナシ」と通達されていた。
これは戦力の展開がないということである。
従って彼女の心情では、1.正面決戦しかなかった。
しかし、この状況下においてはそれでも2.を選択するべきであった。
理由は三つ。
第一に彼女の目的は「使徒の殲滅」ではなく「沖縄市街地の保護」であったこと。
街を守るためにその近傍での戦闘行為を行うことは意味がない。
だが、それでもなお彼女が市街地近傍での直接戦闘を選んだ理由の一つは過信にあったのではないだろうか? (後述する)
第二に使徒は高脅威目標あるいは高エネルギー目標に対して進行している可能性が高いこと。
それは
太平洋艦隊に接近していること。*4
原子力潜水艦隊をわざわざ撃破していること。
以上の点から高エネルギー反応(あるいは原子力か?)の目標に対して向かっていると判断しているもよい。
脅威度の判定基準はかなり不明確ではある。
もし軍事目標などを目指しているのならば台湾・中国やインドなどを目指してもおかしくないが、そうはしていない。
那覇市については高エネルギー反応があったかどうかは不明だが、これはおそらく川内原子力発電所への進行ルート上にあったためと考えられる。
また攻撃(米海軍攻撃機部隊)に対して反撃していることをあわせると、彼女の強大な攻撃に反応して誘導できる可能性が高い。
第三に彼女が戦闘行動することによって、管理局が戦力を投入する可能性が高いこと
この時点で管理局がネルフを派遣していることは当然のことながら彼女は預かり知らぬことだが、少なくとも彼女の知人達がなんらかのアクションを起こすことは十分に予測できたはずである。
従って彼女が時間を稼げば少なくともフェイトと淫獣が参戦すること、リンディやクロノなどが次元航行部隊を動かすことを信じるべきであった。
以上の理由から、彼女は市街地近傍での戦闘ではなく、市街地から進路をそらすように避退戦闘を行うべきであった。
それでもなお市街地近傍での直接撃破を選んだ理由の一つにほぼ間違いなく自身の砲撃能力に絶対の信頼感を抱いていたからであろう。
現に、彼女は第一射後の行動を考慮していない節が見られる。
遠距離砲撃戦においては投射後は即移動が原則*5であるにも関わらず、「スターライトブレイカー」が防がれたことによる驚愕反応まで起こして時間を無駄に消費している。(レイジングハートは「敵反撃」と冷静だったが)
つまり彼女にとって「スターライトブレイカー」のバリアブレイク能力が通用しないということは想定外の事態なのだ。
それが意味することはすなわち彼女は自身の全力全開「スターライトブレイカー」によって使徒を一撃必殺できると確信していたということである。
あの不安顔の裏では「一撃必滅」「わが砲撃は無敵ナリ」「我にかなう敵ナシ」とか思っていたのだ!! さすが「管理局の悪魔」だ。
だが、彼女は少なくともスターライトブレイカーが通用しなかった事例を経験していたはずである。
そう、「闇の書」事件では全力全開のスターライトブレイカーをもってしても破壊には至らなかったのだ。
まして使徒を「闇の書」よりも大きいとさえ評価している。ならば使徒の脅威評価を少なくとも「闇の書」と同等クラスに見積もる必要があったはずである。
戦略目的*6を履き違え、仲間を信じずに単独戦闘を挑み、たかだか「スターライトブレイカー」が通用しない程度のことで驚愕反応を起こして敵反撃に対する反応を遅らせ、敵反撃を受け止めきれずに敗北した。
慢心していたというしかない、負けるべくして負けた戦闘であった。
さて、ここまで読んだ方はたぶん気づかれただろう。
これは勉強不足の歴史コラムニストの文章っぽく書いてみましたw(誰か特定の人というわけではないよ?)