今月の電撃文庫

 人気シリーズをひたすら避けて新シリーズや新人さんに吶喊するのが基本

ストップ☆まりかちゃん! (電撃文庫)

ストップ☆まりかちゃん! (電撃文庫)

 絵柄でだまされる〜
 いや、どう考えても題材はグロのはずなんだけどね?
 なんかいいお話でまとめられているけど、どう考えてもかなり酷い目に遭ったりとか、倫理とかその辺をすぽーんと抜かしているのです。
 ……よく考えたら昔の童話と同じか。
 グロいはずなんだけど、ギャグなので楽しく読めたり。


ウェスタディアの双星―真逆の英雄登場の章 (電撃文庫)

ウェスタディアの双星―真逆の英雄登場の章 (電撃文庫)

 文章でだまされる〜。
 スペースオペラものですが、設定がどこかファンタジー的というか、キャラが牧歌的
 主舞台となる国家はわりと悲惨というか悲劇的な状態のはずなんだけど、キャラクター達が前向きなんだか後ろ向きなんだかよくわからないまま前進していくような物語。
 なにかがおかしい、なんだろなーと首を傾げながら読んでいたのですが、なんのことはない、お留守バンシーの作者の人なのでした。<読み終わって気がついた
 それで納得。
 あれと似たような雰囲気でスペースオペラという感じです。
 けっこうお奨め。


C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)

 ぱんつとおせんべい。
 他にナニを語れと?
 さりげなく鬱展開なんだけど、キャラたちの明るいノリであまりそうは見えない。
 いいんちょさんがすてき。


そらいろな (電撃文庫)

そらいろな (電撃文庫)

 また野球に戻ってきましたねー。
 ライトノベルでほぼ唯一といってよい野球小説でした。
 普通に青春しているキャラたちがいいなぁ。
 別に異能だとか特異世界だとか壮大な運命/設定などなくても面白いライトノベルにはなるという見本みたいな感じ。