今月の新刊

 今月はばたばた忙しくて感想とか一切書いてなかったので、大晦日の深夜に一気に書いてみんとす

電撃文庫

9S(ナインエス)memories (電撃文庫)

9S(ナインエス)memories (電撃文庫)

 9Sの短編集。本編よりも過去の話が語られていて、人物と世界観に奥行きを補強してくれている。
 いつもにこにこ飄々としている某補佐がいい味出している。

れじみる。Junk (電撃文庫)

れじみる。Junk (電撃文庫)

 レジンキャストミルク短編集。後日談の話を借りて回想という形で過去の話をしているのが面白い。
 あと椋本夏夜さんの挿絵の暴走っぷりが素晴らしいw
 これで全て終わりとなるみたいだけどもっと読みたいという願望ときれいに終わっている物語なのでこれでいいのだという感情が入り混じって不思議な感じ。
 作者さんたちお疲れ様でした


 まだ続いているよっ(驚愕
 このストーリーの終わり方で続けているのはすごいとしか。
 ところでこの主人公はあれか、名探偵属性*1なのか。ごろごろ死人が出やがる(汗


 

GA文庫

 お気楽極楽おバカ小説。でもけっこう熱い展開になったりするから面白い。

徳間デュアル

福音の少年―王立図書館十字軍 (徳間デュアル文庫)

福音の少年―王立図書館十字軍 (徳間デュアル文庫)

 中身ぜんぜん変わってるーっ!?<元本もっている

富士見

 ヤツが帰ってきて、デレ期突入。
 じーさん……惜しい人を失くしたなぁ<死んでない



HJ文庫

ゆうなぎ (HJ文庫 わ 1-2-1)

ゆうなぎ (HJ文庫 わ 1-2-1)

十八番街の迷い猫―夕なぎの街 (富士見ファンタジア文庫)こころのかけら―夕なぎの街 (富士見ファンタジア文庫)

 悲運の名作:夕なぎの街の続編が読める日がこようとは……。
 読むと魚料理が食べたくなります。
 旧作も再刊行予定があるというのをどこかで見たので、もし再刊行されたならばとてもおすすめ
 (厳密に言えば来月分だけど、とてもうれしかったので紹介)
 

SD文庫

修道女エミリー―鉄球姫エミリー第二幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)

修道女エミリー―鉄球姫エミリー第二幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)

 前作よりは血の量は減った。絵とのギャップは相変わらずだけど。
 その分だけキャラの描写が良くなったと思う。

ファミ通

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

 せ、先輩〜!!<意味不明

 マブラブ・オルタネイティブの世界観を流用したスピンアウト小説。
 18禁雑誌のテックジャイアンに連載されていたものの総集編だけど、もともと小説形態なのでそれほど違和感なし。
 まとめて読むと登場キャラの感情の流れやズレがはっきりとわかってよい。


MF文庫J

モノケロスの魔杖は穿つ4 (MF文庫J)

モノケロスの魔杖は穿つ4 (MF文庫J)

 大団円。
 しっかし最後の最後まで予想の斜め上を行かれる小説でした。
 実に素晴らしい。

姫宮さんの中の人3 (MF文庫J)

姫宮さんの中の人3 (MF文庫J)

 順調にラブラブで三角関係。うむ青春だ。


きゅーきゅーキュート!6 (MF文庫J)

きゅーきゅーキュート!6 (MF文庫J)

 順調にラブラブで多角関係。うむ青春だ。


ねくろま。3 (MF文庫J)

ねくろま。3 (MF文庫J)

 順調に(以下略


 そ、そうきやがりましたかっ!!!!
 なかなか急転直下の以下次号展開。
 この引きはけっこうキツイなぁ

 

C☆ノベルス

ドラゴンキラー売ります (C・NOVELSファンタジア)

ドラゴンキラー売ります (C・NOVELSファンタジア)

 尻談義はどうなったっ!<違っ
 きれいな終わり方でした。まぁ、ちょくちょく短編か続編が出そうですが。

スクウェア・エニックス

 某F大賞受賞作家さんの作品なんですが、個人的にはこちらのほうが面白い。
 ライトノベル的な要素を逆手に利用するという発想が面白い。
 しかもちゃんと青春・少年小説しているし。

*1:名探偵の周囲では殺人事件が頻発する 某金田一の孫とか