今月の電撃文庫

定評のあるシリーズモノはさけて、新シリーズとか新人さんに突貫する。
それが玲朧月クォりティ!!!!!<深い意味は無い


カレイドスコープのむこうがわ (電撃文庫)

カレイドスコープのむこうがわ (電撃文庫)

「義理じゃないけど、チョコいる?」



ライトノベルの新たな扉が開いたー!!!!!!←ヘンなスイッチ入った

 これはあれですよ。新たな境地ですYO。
ツンデレじゃない、でも素直でもない、まして素直クールでもない。
 新たな次元にジョグレス進化!! 次世代型ツンデレ*1ですよ、だんな!!←ダレ?

 しかもこの台詞のヒロインは、物語の筋からは外れているサブキャラ属性。
 主人公にほれているのに、あからさまなのに主人公には気がついてもらえない薄幸キャラ、いつまでたっても先に進めず、しまいにはゲストヒロインにまで先行されてしまう。まさに薄幸のヒロイン(サブキャラ)
報われないなぁ…。(ほろり)

さて、ヘンなスイッチを元に戻してちと雑感をば。
 短編五話をあつめた一冊。キャラ紹介の一話、能力拡張編の二話、女の戦いwの三話、主人公の内面を掘り下げた五話、別れと再会の六話と物語のつくりとしては、オーソドックス、文章もあまり癖はないので読みやすい。
 
 キャラつくりも悪くないんだけれども、メインキャラである主人公と祓い師の関係がやや戯言シリーズのアレを髣髴させる感じに。(あそこまで滅茶苦茶ではないけれども)
 緩衝材として使い魔の存在があるんだろうけれどもね(緩衝材になってないけれども)
 
 キャラが出来上がってきているのでこのまま続けていくのなら読み続けてもよさそうなシリーズである。

 今月発売の新人/新シリーズの中では、今のところ一番お勧め。


 ほのぼのダークというかダークばかりのような気がするレジミルも六巻。
 あいかわらず蜜への愛に溢れてます←作者さん&椋本さん。
いくつか重要な伏線回収が行われた関係で、とことん追い詰められて自分の立ち位置が解らなくなっていく主人公。
 まぁ、物語進行としては理解できるんですが、親から無関心というのはそこまでショックを受けるようなことなんでしょうかね?←そんな環境で育った
 そのへんがいまひとつよくわからないのですが。
 まぁ、そんなのはどーでもいい。
 問題なのはあれだ。主人公と硝子ちゃんとが、うれしはずかし初夜を迎えたことだ。
ゆ、ゆるせん……!!

*1:単に巡り巡って普通のヒロインになっただけでは?