ハヤカワ文庫とかマンガとか

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

 クレギオンロケットガール作者の野尻抱介氏最新作。宇宙開発に関する短編集五編が収録されている。
 SFマガジン連載の短編集を収録したものなので、基本的にあまり突飛なキャラや設定は無く、あくまでも現代技術・世界観の延長線上の物語。
 どれもこれも非常に良い物語なんだけれども、ちと難点がいくつか。
理系人間にはあまり問題ないと思うけども、技術用語や物理学の知識が何の説明もなしに使われているので、SF初心者やライトノベル読者には少しだけハードルが高い。注釈があれば人にお勧めしやすいと思うのだけれども。
 まぁ、この辺はハヤカワ文庫の味ですからねぇ……。
ところで、この調子で秋山瑞人氏のSFマガジン掲載の短編集出してくれませんかねぇ…。


キミキス 1―various heroines (ジェッツコミックス)

キミキス 1―various heroines (ジェッツコミックス)

 巷で大好評らしいキミキス。ちなみに原作ゲームは未プレイ。
 買ってから気がついたのだけれども、さいきん自分の中に実はお姉さん嗜好があるんじゃないかと思い至って、うわーと畳の上をゴロゴロ。
マオ姉さんとかタマ姉とか。
 おかしい。
わたしゃ長門とかマルチとかセリオとかイルファとかそういうのをかわいがる傾向だと思っていたんだけど。