今月のC☆ノベルス

えー、茅たんの新作もあるようですが、まぁスルーの方向で。
 物語そのものはすごく面白かったですよ? ……他作品との設定整合性をスルーできれば。

 久しぶりに表紙買い。好きな作家さんでもあるので、内容を確認しないでもたぶん面白いだろうと。
 女王陛下の薔薇シリーズのころから定期的に追っかけている作家さんです。ちなみに上記シリーズは魔法も剣も直接の戦闘もなく、外交と植民地支配について書きながら、二人の女性の友情と人生を書いた傑作です。……題名だけ見るとかなりアレな感じがするのだけは難点ですが(汗

 さて内容はといえば飛行船とワガママ王女と皮肉屋青年とお年頃少年。
 人物設定だけでどういう人間関係になるかはだいたい想像がつくけど、でも普通に面白いのさ。相変わらず全三巻の予定らしい。
今のところ飛行船が小道具でしかなく、本筋にどう絡むのかとても興味深い。

 ちなみに椋本夏夜さんはこれで11レーベル*1目進出になるんかな? 少なくともあと二つ(GA文庫&HJ)に確定していそうですが。

 これだけ多くのレーベルに描いている人なのに、コバルト文庫で描いていないというのがとても不思議。すごく少女小説に合いそうな絵柄だと思うのですが

*1:電撃・ファミ通・角川ティーンズルビー・富士見F・白泉社My文庫・角川ビーンズ・富士見ミス・スクウェアエニックスEX・スーパーD・スニーカー・C☆ノベルスの計11レーベル