富士見F新刊とか
いや、なぜ売ってるんだろうね?
それはともかく、今月は新人さんはなし。なんか紅玉狼の新刊が出ていた気がするけど、画集としては高いからなぁ……。(未読)
女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 野尻抱介,むっちりむうにぃ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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かの名作〝ロケットガール〟が復活。最近はかつての名作ライトノベル復刊がわりと多いけど、本家から出るのは珍しいというか初めてじゃないかな?
骨牌使いは厳密に言えば文庫収録だし。
ふふふ、あの名言「二度と×××××しか使えない身体にしてやるから覚悟しろ!!」(←××はご想像にお任せします*1)
が再び読める日がこようとはっ!
挿絵もたぶん全部新規。昔の挿絵も良かったけど、今作も非常に良い。
……ふと思ったけど、むっちむうにいさんってここ十年でも絵柄がほとんど変わっていないような気がするのだがいかがなものだろうか? 気のせい?
コンフィデンシャル・コール―鋼殻のレギオス〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
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ああ、もうかわいいなぁ、フェリ先輩!!
……第二のテッサになりそうだけどさ。
あれか、銀髪かっ!! 銀髪が悪いのかっ!?
銀髪っ娘の恋は実らんのですかっ!<決め付けている
このシリーズもだいぶぐだぐだ感が減少してきて、シリーズの腰が定まってきたんじゃないかという気がする。
二巻ぐらいまでは、なんかぐだぐだな内容だったけど、前巻あたりから方向性と物語に芯が通ってきたような感じを受けますな。
富士見編集部がかなり力を入れて宣伝していますが、このままほうっておいても人気は出そうですけどね。
もっとも若手で人気のあるシリーズが現状ほとんど無い状況というのが在りそうですが。
いつまでもスレイヤーズとフルメタに頼っているわけにもいかんでしょうし。
煉獄のエスクードARCHIVES―だけど綺麗なものは天国には行けない (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 貴子潤一郎,ともぞ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/10
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いまひとつ人気があるかどうかよくわからないシリーズ。
大変面白いのですけど。
あ、そういえば今回の帯文句は日和ったようです>編集部
次作4巻に持ち越しですな
今作は短編集。
ドラゴンマガジン連載分三編に書き下ろし二編。
書き下ろしは、まぁ普通っぽい内容のものと趣味丸出しの設定満載のもの。
クラウディア師弟の話は、わりとありがちな話なんだけど、キャラたちのゲンドウで一味も二味も違う。
そういや貴子潤一郎さんってけっこうお歳な方なのだろうか? 題材がえらく渋好みなんですよねぇ。
さて短編の話。
どれも珠玉といってもよい逸品ぞろい。派手さは無いけど、いぶし銀のような味わいのあるものばかり。
物語の流れに奇をてらった点はないし、物語構成も実に基本に忠実で突飛なところは全くといってもいいほどない。
でも、とても面白い。
特に作家を目指しているような方にはじっくりと読んで欲しいような作品。
この方はどちらかといえば新書ノベルのほうが向いているような気がするなぁ。
*1:想像したことの内容で本人のエロさが判るワナ