レーベル別デビュー作家追跡調査 角川スニーカー文庫
参考→角川スニーカー大賞
スニーカー大賞受賞作家一覧
スニーカー受賞作家生存率計算
受賞作家は総勢13名。うち2002年の須藤隆二は受賞作が発売された形跡がないので統計から除外して12名。
2006年7月現在で1.5年以上新作の発刊がない作家は白石かおる・時無ゆたか・関口和敏の3名
(敬称略)
従って、2006年現在の生存率は
9名(生存作家数)/12名(受賞者数)*100(%)=75%
逆に脱落率は25%となる。
また受賞一作目での脱落率は一覧表から
2名/3名(脱落作家数)*100(%)=約66.7%
となる。
スニーカー大賞受賞作家傾向考察
レーベルより脱落した作家が3名、しかも内2名は受賞作のみ発刊という傾向の偏りが見られる。
また同じ2001年受賞の長谷敏司は天になき星々の群れ―フリーダの世界 (角川文庫―角川スニーカー文庫)のあとは3年ほどレーベルから新作を出さず、脱落したかとおもいきや円環少女 (角川スニーカー文庫)を発表した。(ただし、その間は他出版社で短編などを発表していた)
受賞作家はそのまま受賞作を続刊して、シリーズ終了したところで次シリーズを発表している傾向がみられる。