富士見ファンタジア新刊とか

いつもどおり定番シリーズはスルーの方向で。あ、でもフルメタ新刊は前半二編と後半一編の落差がすごいw

魔銃使いZELO (富士見ファンタジア文庫)

魔銃使いZELO (富士見ファンタジア文庫)

少女と首輪と鎖





……いかんよ、そういう想像は?*1


 これは健全なライトノベルですよ、HAHAHAHA!(アメリカ笑い)
とりあえず天華無敵! (富士見ファンタジア文庫)シリーズの作者さんの新シリーズ。挿絵イメージと主人公にちょっとギャップあり。こんなシーンないYO!という程度ですが。

 内容はなぜか地底世界に神隠しにあったヒロイン、しかし地上人である彼女の血には地底世界では特殊な効果を発揮する媒体になるものであるため、厳しく保護管理されている。しかし、そんなことくらいではめげない明るく元気で前向きなヒロイン、施設から抜け出すための職業があることを聞いて志願した。厳しい訓練を越えて、よいうやく慣れた鎖姫、その初仕事のために魔銃と共にパートナーとなる魔銃使いを迎えにいくのまでがプロローグ。
 この後に魔銃使いとは劇的な出会いをするのだけれども、このパートナーがまた珍しいタイプであったりするわけですが、その辺は本編で。
 まぁ、前作と同じ前向き元気系ヒロインですが、今回もなかなかツッコミが激しいうえに、絵がまた巳島ヒロシさんのかわいらしい絵柄で、ごっつい首輪と鎖つきなもんだから、そのギャップがw
でも中身は健全な普通の冒険活劇ですよ?
 

 三作隔月刊行の最後。結構売れているみたいですね。
しかも10月には4巻だすそうなので、かなりのハイペース。
 あいかわらずフェリ先輩がかわいいなぁ。レイとんのピンチになるとなんだかんだで必死になるところとか。
 レイとんの壊れっぷりもなかなかですが、天剣授受者てのは基本的に壊れているようですな。

 今回は学園都市とグレンダンとで並行して物語が進行してます。
 天剣授受者たちも何人か出てくるわけですが、そこでレイとん放逐の思惑などが書かれているんですね。しかし、その内容はかなり壊れれているというか…、つまりは天剣授受者クラスの武芸者達の異常さを浮き出させているわけで。
 なるほど、レイとんが「なにが悪いのかわからない」と言うわけです。

*1:なにを想像したかで読んだ人のエロさが判る罠