司会進行より各先生方に質問

 実際は司会の小技の効いたかわいらしい質問だったのですが、スピーカーの調子が悪くてよく聞き取れませんでしたので要約しています。意味は変わっていないと思いますが、間違いがあるかもしれません。以下他の先生方の質問も同じです。

榊一郎さん

  • Q.最近は非常に多作ですが、身体は大丈夫ですか?
  • A.現在は弟子などのスタッフに資料集めや整理を手伝ってもらっているので昔ほどは大変ではありません。

※この後に、読者に良い作品を提供するためには別に一人でなんでもする必要は無いという榊一郎さんの作家分担組織論が少々展開されました。

五代ゆうさん

  • Q.非常に寡作な作家といわれている五代先生ですけど、実際のところどうなんですか?
  • A.自分でも遅筆だと固く思っていましたけど、実際はそうではないとMF文庫の編集者さんが教えてくださいました。
    • 一日10枚年間1500枚をコンスタントに書ける人が遅筆なわけが無いでしょうという話をMF文庫編集と話したことがあった(HJ文庫編集長)
    • 年間に1500枚の単行本一冊だすのと300枚の文庫5冊を出すのは、同じ1500枚なんですよとMF文庫の編集者に言われて目からうろこが落ちた(五代ゆう先生)※詳しくは「パラケルススの娘」のあとがきを参照

高殿円さん

  • Q.執事が大好きと言われている高殿先生ですが、本当ですか?
  • A.本当ですが、最近は新境地を考えつきました
    • その名は"ケモデレ"
    • ケモノ(ペット)のように口がきけなくて本当にそうなのかはわからないのだけれども、でもじゃれ付いてきてデレデレしているのっていいよね!?
    • ペットを抱いて寝ているのが気持ちいい。
    • 朝起きたら、抱いて寝ていたはずのペットが女の子に
    • よくある(物語)じゃない、そんなの。
    • 猫のぴくっと動く耳ってよいよね
    • ネコミミもそういうの作れないかなぁ
    • 動くネコミミバンドをHJで商品化してみようか?(けっこう真面目に検討しそうな勢いでした)

金澤尚子さん

  • Q.どのようなご家庭でしたのでしょうか?
  • A.なんでそういう質問になるかなぁw …なんていうかオタクな家族です。

※プライバシー的な話も含まれていたので少し省略しますが、ご家族そろってそういう家なので実弟である水城正太郎もなるべくしてライトノベル作家になったというところだとか。
 父上からしてあのローダンシリーズを読破しようとするとか、文字が読める年齢になったらすぐさま「オズの魔法使い」全巻を購入してきたとかそういう話が満載でした。
 編集長のご家庭も似たような感じで、全くの逆が高殿円さん。(ご本人いわく"出島"状態だったとか)
 高殿さんは妹さんがいらっしゃるそうなのですが、この業界に疎くBL系の棚に行って「お姉ちゃんの本ってどこなの?」と探してしまうそうで。(判らないので恥ずかしくないということらしい)