ウィザーズブレイン 騎士VS龍使い (思いつきメモ)

新年ということで、たまには真面目にコンテンツみたいなものを。
 だいぶ前からウィザーズブレインの魔法士考察をしようと準備しているが、なかなか脱稿できそうにないので(書けば書くほど深みにはまる…)
なのでちと思いついたものをメモ書き風に。メモなので未推敲、事実未確認や誤解や論理破綻したりしているかもしれないですが、そこら辺はご愛嬌。
 そのうちきちんと推敲して出します(汗

対騎士用兵器としての龍使い

 対騎士用兵器として開発されていたと本文に明記してある"龍使い"
魔法士最強を謳われるほど圧倒的な戦闘能力を持つ"騎士"に対して、"龍使い"の能力は"絶対情報防御"*1の一つのみ。
 この程度のものが、なぜ対騎士戦の切り札になりうるかを考えてみる。

"騎士"の魔法士としての能力は

  1. 身体能力制御(感覚加速を含む)
  2. 情報解体(超高速演算)
  3. 自己領域(自分を中心とした一定の空間領域内を制御する)

の三点とされている。
 騎士の直接攻撃能力は実は"情報解体"しかないことがわかる。
ここで龍使いの能力"絶対情報防御"により"情報解体"が無効化された場合、騎士の直接攻撃能力は騎士剣による通常斬撃*2のみになる。それでも、身体加速や自己領域による圧倒的な攻撃速度が無効化されるわけではないので、戦闘自体は有利に進められる。
 その一方で、"龍使い"は"黒の水"による無限回復力と身体変形が可能。本文では特に記述はないが、身体変形時の強度情報も変えられると思われる*3ので表面部の硬質化(装甲化)が可能と推測される。しかも"絶対情報防御"によって"情報解体"攻撃が無効化されるので騎士剣の通常斬撃では破壊することができない装甲*4が生成できる。
 また"騎士"本体の防御力は生身の人間と大差はないようなので、"龍使い"の攻撃が当たった場合は即死する可能性が出てくる。
 "龍使い"を撃破するにはIブレインの破壊しかないが、"情報解体"攻撃を無効化された"騎士"の通常攻撃では極めて厳しい*5。一方で、"龍使い"は"騎士"に一撃を与えればよい。
 まとめると、"騎士"VS"龍使い"の戦闘は弱点(=I-ブレイン)を狙って一撃離脱を繰り返す"紙の装甲"戦車と一撃必殺の攻撃力をもつ重装甲戦車といった戦いになることが想定される。

 …思ったよりちゃんと切り札になっとるな。ちょっと意外だ<龍使い

*1:身体変形は"黒の水"の副次要素なのでここでは考えない

*2:騎士剣に単分子カッターや超振動装置といた特別な攻撃装置がないものとする

*3:劇中では"黒の水"に骨格や筋肉と同じ機能を持たせていることや、羽根や甲殻類の腕を再現している

*4:チタンや硬化ダイヤモンド装甲といったものが考えられる。また万が一破壊されても、"黒の水"の構造情報を書き換えれば再生するので事実上破壊できない

*5:極論すれば"龍使い"は脳とIブレインを守ればよいので、重要部位のみを装甲化してしまえば騎士の攻撃を凌げる可能性が高い